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川崎の飲食店、店舗ごとに独自ビール

2015年08月05日

 川崎市内で飲食店を経営する「leap(リープ)」が5月、クラフトビールの醸造所を開業した。醸造所内でオリジナル商品を販売するほか、自社の店舗ごとにオリジナルのクラフトビールを開発、販売するという斬新な取り組みも関心を集めている。
 
 とある金曜日の午後5時。川崎市川崎区の商店街「中島中盛会」の一角にある「T.T BREWERY(ティーティーブルワリー) 中島工場」に人が集まり始めた。「前から気になっていたけどあまり開いてないからやっとこられたよ」「何から飲んでいいかわからないからお薦めを教えて」。店員と客がこんな会話をしながら、「最初の一杯」を決めていく。醸造所内に設けられた15席はすぐに埋まり、客が近くの店で買ってきた焼き鳥や総菜をつまみにクラフトビールを楽しむ姿が見られた。

 5月15日に開業し、リープが手がける8つ目の店舗でもある同店は、ほかの7店舗とはコンセプトや販売スタイルが全く異なる。他店舗はJR川崎駅前に集積しているが、同店だけが川崎駅から遠く離れた小さな商店街の中に店を構える。他店舗は「お好み焼き」「そば」など食事メニューにも力を入れるのに対し、同店ではスナック程度。店の前には「ご近所のお総菜、出前など持ち込みいただけます」とわざわざ書いてあるほどだ。

 リープの寺田哲也社長(46)は「ベルギーなど欧州では町ごとに醸造所があり、その土地でしか飲めない地ビールを飲むために人が集まる。そんな空間を作って商店街に人を呼び込み、商店街活性化にも貢献したかった」と狙いを説明する。