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〝マイ化粧品〟作れる体験も 資生堂 横浜の新研究所を公開

2019年04月02日

 資生堂は2日、今月から本格稼働した横浜市の新研究所を報道陣に公開した。オフィスビルが集まる西区のみなとみらい21地区に建設した都市型施設で、研究者と一般消費者の接点を増やすなど、従来の研究所と一線を画した。同社は新研究所を通じて強みの研究開発力に磨きをかけ、ブランド力向上や収益拡大につなげたい考えだ。

 新研究所「資生堂グローバルイノベーションセンター」は地上16階、地下1階建てで延べ床面積は約5万6000平方メートル。化粧品メーカーでは異例となる億円超を投じた。

 1階と2階を使って13日にオープンする「コミュニケーションエリア」は外部に開放。商品を試せるスペースやミュージアム、巨大なモニターなどを通じて、研究者と消費者の交流を促すほか、同社に対する理解を深めてもらう考え。研究員のカウンセリングを受けながら機器を使って肌を計測し、自分だけの化粧水と乳液を1万2000円(税別)で作れるサービスも提供する。

 一方、4階には研究所には珍しい商談スペースや、外部の研究機関などと研究に取り組める部屋を設置。ジャングルジムや大きなテントの中で執務できるなど、研究者の多様な働き方を促し、自由で柔軟な発想を引き出す工夫も取り入れた。

 資生堂は世界規模で研究開発力の強化に取り組んでおり、横浜の新研究所はその中心的役割を担う。魚谷雅彦社長は同日の発表会後、フジサンケイビジネスアイなどの取材に応じ、欧米だけでなく韓国や中国のメーカーも台頭する中、「競争力をつけるには(研究開発力があるという)アイデンティティーを強くしないといけない」と危機感を語った。