facebook twitter

header_SocialLogoあなたのソーシャルネットワークでログイン

Fuji Sankei Business-i on RSS

◀ 写真ニュース一覧に戻る

写真ニュース詳細

SNS分析 隠れた観光地発掘 観光庁など 新たな旅行商品づくり支援

2019年04月02日

 観光庁が人工知能(AI)を活用して、国内の隠れた人気観光スポットの発掘に乗り出すことが2日、分かった。コンサルティング大手のアクセンチュア(東京)のAIを活用し、国内外の観光客の会員制交流サイト(SNS)の書き込みを分析。自治体や旅行業者には知名度が低くても、観光客の注目度が高い観光地をリスト化して月にも公表する。

 2020年に訪日外国人観光客4000万人という目標達成に向け旅行商品づくりを後押しするのが狙い。日本を象徴する富士山と五重塔が美しい「新(あら)倉(くら)山(やま)浅(せん)間(げん)公園」(山梨県富士吉田市)、日本海へ123基の鳥居が連なる「元(もと)乃(の)隅(すみ)神社」(山口県長門市)といった観光地は、自治体や旅行会社は魅力に気づいていなかった。だが、画像共有アプリのインスタグラムに投稿された画像が世界中に拡散した結果、訪日客に人気となったとされる。

 観光庁はこうした事例を参考に、訪日客がインスタグラムなどのSNSに投稿した画像や書き込みをアクセンチュアのAIで分析。知名度は低いが満足度の高い観光地を抽出する。同社が旅行商品化に向いているかも含めて9月までにリポートにまとめ、10月にも観光庁のホームページで公開する。

 観光庁によれば、同社のAI技術は各国語に対応しており、特定のキーワードをあらかじめ設定しなくても、自然にSNSの投稿を読み込んで評価分析ができる点に特徴があるという。今月中にAIで観光地を発掘する地域を選定する。