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日本MS ホロレンズの実用化で小柳建設と連携

2017年04月21日


 日本マイクロソフト(MS)は、ゴーグル型仮想現実(VR)端末「ホロレンズ」の実用化に向けて、小柳建設(新潟県三条市)と連携。実証実験を経て、2017年度内の実用化を目指す。建設業界で労働人口の減少が深刻化する中、VRを通して3次元(3D)化した図面や現場情報の共有や、作業の効率化などにつなげる。日本MSは製造、医療、教育といった業界へもホロレンズ導入を目指す考えだ。

 ホロレンズは、ゴーグルを通してみえる風景に架空の3D映像を重ね合わせて、まるでそこにあるかのように写す。MSの基本ソフト「ウィンドウズ10」を搭載し、スマートフォンやパソコンと接続しなくても利用可能だ。

 小柳建設はホロレンズの具体的な活用法として、工事の工程表や作業現場に出向く体験などを、空間に浮かび上がるホログラムとして再現する案を検討しているという。

 同社の小柳卓蔵社長は「2Dの図面を頭の中で3D化するにはある程度の経験が必要だが、ホロレンズを使えば新入社員や発注者も情報共有ができる」とメリットを強調した。

 日本MSは今年1月から、日本国内で開発者と法人向けにホロレンズの提供を開始。平野拓也社長は「日本企業のホロレンズに対する関心は世界の中でも高い」とし、導入拡大へ期待を寄せた。